さて、何度かこの背骨への愛撫を続けましたら、次はクネクネとした山道を描くように、お尻の上から首すじまで、手の平でまんべんなくさすっていきます。
触れるか触れないかの絶妙な距離でさすってあげたほうが、女性の快感は高くなります。
もちろんさすっていくスピードにはバリエーションをつけましょう。
この愛撫に敏感に反応する部分がありましたら、そこがパートナーの背中にある性感帯です。
何ヵ所かこの性感帯の場所を探して、次の段階へと進みましょう。
ピクンと反応した場所へと、濃厚な舌の愛撫を加えるのが次の段階です。
舌先でそのポイントを丹念に舐めていきましょう。
ピチュピチュとあえて大きな音を出しながら性感帯にキスするのも、精神的な高ぶりを増長させます。
そんな愛撫の合間に、背骨のラインを、お尻からツツーッと舐め上げてあげる動きをプラスしてあげれば、背中の愛撫は完璧です。
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私の基本的なセックスパターンは、上半身を丹念に愛撫してから、背中へのマッサージをかねた愛撫へとシフトしていきます。
唇へのキスから首筋、乳房と愛撫していったとしたら、ほとんどの男性が次は乳首を舐めながら、クリトリスを刺激す
る愛撫に移行すると思いますが、もっと快感を高めてあげるためには、背中への効効果的な愛撫は欠かせません。
横向きやよつんばいにして、ツツーッと舐め上げてあげるだけでも、女性はゾクゾクするような快感に包まれます。
背中への愛撫方法はあまり知られておりませんので、この機会にぜひ覚えてください。
まず、女性をうつぶせに寝かせましょう。
背中への愛撫は、舌先で舐め上げるにしても、指を這わせるにしても、お尻から首筋の方向へ愛撫していくのが原則
です。
逆の場合ですと、嘔吐のときに背中をさすられるような感覚しかなく、まったく快感を感じないのです。
まず、背骨のラインに沿って3本の指をツツーッと走らせます。
お尻の上あたりから、首すじまでのルートを適度な強さで刺激しましょう。
血行が良くなるにつれて、女性がくすぐったがる場合がありますが、これは愛撫がうまくいっている経過
ですので、女性には力を抜いてもらって、そのまま継続しましょう。
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舌の動きに集中しすぎることのないよう、あいている方の指は舌で愛撫していない方の乳首を刺激するなどして、有効に刺激を与えてください。
もちろん指で乳首をクニクニするときも、サイドを重点的に愛撫していきましょう。
よつんばいの状態にして、重力で下がる乳首の側面をつまむようにしてクニクニと刺激するのも効果的な愛撫です。
指を動かす時には、乳輪にも手を触れ、2つのポイントを同時に刺激してあげるようにしましょう。
乳房と乳首の両方をまんべんなく刺激してから、強めに乳首に吸いつき、継続して乳首を吸引しながら、口の中で乳
首の側面を舌先で高速でペロペロします。
この愛撫の時に吸引をやめないのがポイントです。
舌の動きは、らせん状にローリングさせる動きとペロペロ高速で舐める動きを併用させます。
ペロペロの方がより高速で乳首の側面を刺激できるので、どちらかというとこちらの方がよいです。
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時々手の位置を変えて、その時に手の平が乳首の先端をこするように揉むのも効果的です。
こうして感度を充分に高めてから、乳首への刺激へと移行します。
まずは、触れるか触れないかの絶妙なタッチで乳首の先端を手の平でさすっていきます。
この状態を繰り返せば、ほとんどの女性が乳首をプクッと隆起させます。
ここでやっと舌の出番なのです。
まず、手の平の刺激の延長として、舌先で乳首を高速で刺激します。
そこから舌をローリングさせ、乳首の側面をらせんを描くように重点的に舐めていきます。
乳首は、先端よりも側面の方が感じますから、重点的に舌をローリングしていきましょう。
さて、乳首の根元も重点的に砥めたら、次は乳輪の形に沿うように、舌をローリングさせていきます。
乳首から乳輪にかけては、脳に快感を伝えるための、感覚受容器や末梢神経が集中していますから、乳首だけでなく乳輪にもまんべんなく刺激を与えましょう。
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乳房と乳首のメカニズムを充分理解して、快感を高めてあげる愛撫を実践しましょう。
乳首近辺には感度を高める4つのツボがあります。
乳首から内側に5センチのところには、全身の血行をよくし、感じやすい身体へと変える「神封」があり、乳首の3センチ上には、乳腺の働きを活発にして乳房の性感を高める「鷹窓穴」があります。
そして、乳首から外側に3センチ、そこから上に約5ミリのところには、舌先で刺激しただけで充分に感じる性感のツボ「天地」があり、乳首から真下に3センチのところには、脳に快感の伝達を活発にさせる「乳根」があります。
さらに覚えていてほしいのが、脇の下から乳首を結ぶライン上には「副乳」という乳首の名残があり、このラインを意識した場所に手を添えて乳房を揉んであげれば、より効果的に快感を伝達できます。
左右にあるこの8つのツボと副乳の位置をしっかりと把握しましょう。
指圧のように親指で押してあげるのが一番効果的ですが、愛撫の流れの中で親指でツボを押すのは少し不自然な場合もあります。
乳房を揉んであげる時に指を添える場所として活用してもいいですし、舌先で押すようにこのポイントを刺激してあげてもいいでしょう。
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