正常位や後背位ならば、効果的なベニスの拍送方法として「九浅一深」のグラインドがあります。
この「一深」にあたる膣内の深い位置までの挿入の時に、円を描くように腰をローリングさせてあげます。
この深い位置への腰のローリング時間を増やしてあげることで早漏が防げます。
浅い挿入では亀頭に刺激が集中するので、深い挿入の時にインターバルをとるのです。
どうしても、亀頭への刺激に耐えられないのであれば、「九浅一深」ではなく、浅い挿入を3回に対して深い挿入を1回の割合でグラインドする「三浅一深」に切り替えましょう。
ただし、あまり長い時間深い挿入をすると、括約筋の刺激の回数が減ることにより、女性が絶頂に到達しにくくなるので、できるだけインターバルを短くしましょう。
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膣内でペニスを抽送したり、フェラチオしてもらったり、または自分でしごかない限り、男性は絶頂には達しません。
ひたすら献身的な気持ちに徹して、効果的な愛撫を重ね、ペニスをインサートする前に何度もパートナーをオーガズムに到達させてあげましょう。
Gスポットとクリトリスを効果的に刺激し、愛撫を続けてあげれば、女性はオーガズムに到達できます。
さらに、膣内の括約筋を効果的に刺激する疑似性交のテクニックを駆使すれば、子宮からの深いオーガズムでさえペニスの抽送がなくても到達させてあげることができます。
女性をとろけるような快感で何度もイカせて、興奮で膣壁が隆起した最高の膣内でフィニッシュを迎えれば、ペニスの抽送時間が早すぎたとしても、女性は濃厚なセックスをしてもらった気持ちになります。
女性の性感を開花させていくような、丹念な全身への愛撫は、かなりの時間を要します。
とろけるような快感を充分に与えてから、結合の快感をお互いに感じてフィニッシュ。
そんな前戯をしてあげていたのならば、前戯で何度も絶頂に達したパートナーは決してセックスの後に、
「相手が早漏だったから気持ちよくないセックスだった」
とは言わないはずです。
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早漏なのは当たり前なのです。
動物の交尾は、極めて短時間で終了します。
本能的な発情こそあれ、交尾中の快感を追求する概念がないのです。
セックスを楽しむ概念があるのは、人間だけなのかもしれません。
ほとんどの動物が、必要最小限の時間で射精するメカニズムであるのに、人間の男性だけが違うということはないでしょう。
元来、男はすべて早漏であるといってもよいのではないでしょうか。
日本人男性の6割は仮性包茎であるというデータがあります。
仮性包茎の場合、どうしても亀頭が刺激に弱いので射精が早くなってしまいがちです。
早漏なのを悩む前に、充分に女性をオーガズムに到達させてから、自分自身も最高の気分でフィニッシユできるセックスをすることが大切なのです。
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膣内で拳を握って、それを抜き差しするような動きで刺激を与えてあげる場合は、抜くときは親指以外の指を仲ばし、親指を手の平側に祈る状態に戻すのを忘れないようにしましょう。
握り拳が膣内にスッポリと入ったとしても、パートナーの膣がユルユルでは決してありません。
膣壁は、中に入ってきたものに幅広く対応できる、とても柔らかい器官なのです。
ガバガバ、ユルユルと、よく男性は自分のペニスに対してあまり具合がよくない膣をこう表現しますが、
これは膣内の括約筋が膣壁を隆起させずに、抽送しても膣壁がペニスに当たらないことが原因です。
女性の膣内は、充分に快感に満たされなければ、括約筋が膣壁を押し上げる変化を起こしません。
男性陣はこれまで自分の前戯のいたらなさを棚に上げて、女性器の不具合を問題にしてきたのです。
ぜひ、みなさんもパートナーを名器にしてあげてください。
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指の付け根の関節の部分の通過が最大の難関です。
ここまで挿入できても、ここからはどうしても無理という場合もあります。
何度もこの位置まで挿入をトライしてみて、慎重な判断をしましょう。
アナルの拡張のように膣内も免疫がついてきますので、後日の再トライの時は挿入できる場合もあります。
ただし、過剰に痛みを与えてしまった場合は、パートナーに恐怖心が芽生えてしまい、せっかくあと一歩のところまでいっても、もうフィストファックができなくなってしまいますので、引き際はしっかりと判断しましょう。
指の付け根の関節の部分の通過がなんとか成功しましたら、手首の付け根までスッポリと挿入できてしまいます。
膣内の奥はかなりの余裕を感じますので、拳を少し関いたり、手首を回したりしても大丈夫です。
パートナーの興奮が高まっている状態でしたら、子宮に拳が当たりますので、中指の第二関節でグリグリと刺激して
あげましょう。
フィストファックで膣内に与えることができる刺激のほとんどは、指の第二関節の硬い部分が膣壁に当たった感触です。
第二関節の位置を変えてあげて、Gスポットに当ててあげたり、子宮に当ててあげたりと、工夫してみてくださ
い。
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3本の指を挿入しても大丈夫なら、次は人差し指と小指をできる限り中指と薬指に寄せた状態で、4本の指を挿入していきます。
ゆっくりと痛みがないように心を配りながら挿入を試し、パートナーがまだ大丈夫そうなら、親指を手の平の内側にくるように折り、4本指は同じように外側の指を内側に寄せながら、ゆっくりと5本の指を挿入してみてください。
「腔の奥は入り□よりも広くなっているから大丈夫だよ」
「赤ちゃんがここを通って出てくるんだから、握り拳も入るよ」
安心させてあげるために、プレイ中にこのように説明してあげましょう。
まっすぐ挿入していくのではなく、左右に傾けながら奥に入れていきます。
一気に押し込むことは絶対にせず、少し入れたら少し戻してといったイメージで、ゆっくりと進めていきましょう。
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とはいっても、7センチ以上はある男性の握り拳ですから、簡単には挿入できません。
拳にはローションやオイルをたっぷりとつけて挿入しやすくします。
さらに、女性の膣内を愛液で満たしておく必要があります。
多少の愛撫でも女性の膣内は指2本までなら受け入れてくれます。
しかし、3本以上の挿入は相当の愛液がなければ難しくなります。
フィストファックは拳をすっぽり中に入れてしまうわけですから、指3本も入らない状態でしたら、さらに膣内を愛液で満たし、女性を最大限までリラックスさせ、男性側も挿入しやすくするための工夫が必要となります。
フィストファックを続けるかどうかは、指3本の挿入を目安にしましょう。
どうしても挿入が無理だったり、挿入できたとしてもパートナーが痛がるようでしたら、ここで中断しましょう。
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